ビセケン研修旅行

 

ちぇろっ子の所属研究室で、研修旅行に行って来ました。
三鷹市の国立天文台を経由して、河口湖1泊2日の旅です。

では、古式ゆかしき天文台の文化財と、湖畔の景色をご堪能ください。

 

まず最初に訪れたのは、国立天文台の三鷹キャンパスです。
緑あふれる広大な敷地内に、国登録有形文化財にも指定されている観測施設があります。

こちらが一番初めに見学したところで、「第一赤道儀室」というところ。主に、太陽の黒点観測に使われていたそうです。

右が内側、観測用の屋根を開けていただいているところです。

開閉の他に、360度回転もします。が、すべて手動なんです(汗)

天体観測って、かっこいいイメージでしたが、研究ってどこでも体力勝負なんですね。

 

アインシュタイン塔

こちらは、外観のみの見学ポイントでした。
これは、塔望遠鏡と呼ばれていて、この建物全体が望遠鏡の筒の役割を果たしていたのだそうです。そして、地下に観測施設があったそうなんですが、湿度がコントロールできなくて大変だったらしい・・・。

外観がタイル張りになっている点が建築学的に注目されている、という建物らしいです。

先ほどの第一赤道儀室と共に、有形文化財に指定されているそうです。

 

こちらも有形文化財で、大赤道儀室というところです。

この望遠鏡は屈折式望遠鏡としては国内最大の口径(65cm)なのだそうです。

さすがにこちらのドームの屋根はモーターで動くのだそうで、当時(1926)としてはかなり画期的なものだったそうです。

 

天文台歴史館の中にあった、めずらしい機械です。これ、なんだかわかりますか?

これ実は、計算機なんです!

一つかけ算をするためには、目盛りをカチャカチャ動かして、ハンドルをグイングインまわして、ときたま「チーン!」と音が鳴って、という複雑な作業をマスターしなくてはいけませんが・・・。

この機械を体感した後に電卓を使うと、なんてすばらしい発明なんだろう!って感動しざるを得ません。

 

 

 

さてさて、河口湖にやってまいりました。
到着から夕食までの間に自由時間があったので、湖畔を散策しました。

とてもいいお天気でした。

道の駅で買ったフリスビーで遊びましたが。強い風が吹いていたので、投げる向きによっては大変でした。ホームラン王が誕生しました。

ちなみに「ココって何線?」っていう迷ゼリフが聞こえてきましたが、道の駅には電車は来ませんよ(笑)

 

湖って、とてもしずかで心地よいです。ちょっとの間、芝生でお昼寝タイムを堪能しました。

ちなみに私たちの泊まった宿は、河口湖の中でも何もないほうの岸だったらしいです。

街の方まで行けば、いろいろ観光どころもあるらしい。

 

散歩の途中にあった鐘です。
その名も、愛の鐘

友人が鳴らしてみたところ、とてつもなく大きな音がしました。びっくりです。

ちかくで釣りをしていた人々にも振り向かれてしまうほどの、インパクトでした。で、どこが愛を表しているんだろうか・・・(笑)